冬のお風呂で注意!!ヒートショックについて知ろう

皆さん、こんにちは!!
鹿児島はまだ暑く感じられる日もありますが、冬の足音も少しずつ感じられる今日この頃。朝や夕は寒い日も出てきています。

そしてこれからの寒い時期に気をつけていただきたいのがこちら。

ヒートショック

鹿児島でも浴室内突然死は、年間約200例近くの報告があり、これって実は交通事故死の2.5倍なんだとか(^_^;)

寒い日のお風呂を楽しみたい方やご高齢のご家族がいらっしゃる方は、ぜひお目通しを!!
それではご紹介していきます。

  • ヒートショックとは
  • ヒートショックになったら?
  • ヒートショックにならないために

ヒートショックとは

ヒートショックとは、急激な体温変化によって引き起こされる症状のことです。血圧や心拍数の急激な変化によって、めまい、失神、呼吸困難、心臓の負担増加などの症状を引き起こす可能性があります。また気を失うことで湯船で溺れてしまう、なんてことも。
冬場に高齢者で特に多くみられるものです。

ちなみに海外は日本に比べると少なく、これは入浴方法が大きく関わっていることが考えられています。

ヒートショックになったら?

それではヒートショックになった場合どうすればいいのでしょう。

まずご本人は、冷静に対処することが重要です。例えば洗い場でめまいやふらつきを感じたら、体勢を低くするなど無理をしないようにしましょう。転んだりしたら大変ですからね(^_^;)

ご家族の方は、ヒートショックになった方の安全を確保することが最優先です。声がけなどしてうまく反応できない場合などは、救急車を呼ぶなどの対応を行いましょう。電話することで、適切な対応もアドバイスいただけるはずです。

溺れている場合は湯船から出してあげるといいのですが、無理な場合はお湯を抜くなど、まずは可能な限りの対応をしましょう。
寝かせておく際は注意点として顔は横向きに。特に転倒して頭を打ったりした場合は嘔吐の可能性があります。吐瀉物がノドにつまらないよう、注意しましょう。
脈や呼吸が確認できない際は人工呼吸などの応急処置を。

ヒートショックにならないために

ヒートショックの予防策としては、お風呂に入る際は、徐々に体を慣らすことが重要です。急激な温度変化を避けるために、お風呂の温度を41℃以下に調整したり、シャワーで浴室を暖めておくのも有効。最近は浴室や脱衣所に暖房がついているご家庭も多いですよね♩

お風呂上りには体をしっかり拭いてから出るようにし、体温の急激な低下を避けるようにしましょう。 

ヒートショックは、健康な方でも発生する可能性がある症状です。先記しましたが、特に高齢者や高血圧などの持病のある方は、ヒートショックのリスクが高いため、注意しましょう。
適切な予防策を講じて、安全にお風呂を楽しみましょう!!

いかがでしたでしょうか。

これからの寒い季節、安心してお風呂に入るための備え、大事ですね!!
なお、我らが鹿児島大学の方で入浴時警戒情報なるものが出されるようです!!
最高気温や最低気温、平均気温の予報から割り出し、ホームページで県民へ情報提供されています。
よろしければこちらもぜひご覧になってみてください!!

入浴時警戒情報 – 鹿児島大学法医学 (kagoshima-u.ac.jp)

それでは皆さん、今日も良い一日を!明日はもっと良い一日を!!

安心してお風呂、温泉を楽しめるようにみんなで注意しましょう♩

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