アトピーについて知っておきたいこと

皆さん、こんにちは!!

今回は久しぶりに疾患のお勉強。
アトピーについてです!!

これからの季節、アトピーの方は乾燥や寒さの刺激でかゆみが強まる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
かゆいって辛いですよね(T ^ T)

今回はアトピーを少しでも理解できるよう、勉強してみました。
いつものようにうっすい内容ですが、よろしければお目通しくださいm(_ _)m

  • 原因や症状
  • 発症年齢や疫学
  • 治療や予防

原因や症状

アトピーは、体の免疫システムが過敏に反応して起こる皮膚の炎症疾患です。具体的な原因はまだ完全には解明されていませんが、遺伝的な要素環境要因が関与していると考えられています。そして、原因が一つではなく、複数からんでいることも(^_^;)

アトピーの方たちは、皮膚のバリア機能が低下していることが多いです。これは元々の気質だったり、かゆくて搔いて、そうなってしまう方も(T ^ T)
それにより、ウイルスや微細な異物が皮膚に入りやすくなってしまいます。

そんなアトピーの主な症状には、皮膚の乾燥やかゆみ、赤み、腫れ、または湿疹があります。これらの症状は、特に顔、首、手首、膝の裏、足首の周りなど、皮膚が薄い部位に現れることが多いです。 

発症年齢や疫学

アトピーは、幼児期から若年成人期にかけて一番多く見られます。多くの場合、赤ちゃんや幼児の時に初めて症状が現れ、成長するにつれて症状が軽減することがあります。これは成長するにつれて、皮膚の油分が多くなることが一つの要因と考えられています。ですので、高齢になってきた際に皮膚の油分が減少することで、またかゆみが出てくる方もいらっしゃいます。

日本では子供の10人に1人がアトピーだと言われており、全体でも50万人以上いるという調査結果があります。また少しずつ増えているんだとか(^_^;)

このアトピーの有病率は、一般的に先進国でより高くなっていることが知られています。これには運動不足や食事、また清潔すぎる、といった環境要因が大きく関わっている事が考えられています。

治療や予防

アトピー症状の治療や予防には、いくつかの方法があります。まず一番簡単に行えるのが、皮膚の乾燥を防ぐための保湿剤の使用です。保湿によってお肌のバリア機能も高まりますので、ぜひこまめに使いましょう。
それに加えて、ステロイドや非ステロイド性の抗炎症薬を使って炎症を抑えることもあります。また、かゆみを抑えるために、抗ヒスタミン薬が使用されることも。
その他にも免疫を抑えるお薬や、最近では生物学的製剤といった薬剤まで幅広い治療選択肢が出てきました!!

 予防に関しては、乾燥した環境や刺激物から遠ざかることが重要です。適切な衛生習慣や皮膚の保湿を心がけることも大切。
原因がはっきり分かっていれば、原因となるアレルゲンを避けることも効果的な予防策の一つです。例えば、ダニや花粉、ペットの毛などがアレルギーの原因となることがあります。 

また熱いお湯は余分に皮脂を落として乾燥が悪化する可能性も。カサつきが気になる患部は特にぬるま湯などで対応しましょう。ゴシゴシと強くこすらないようにしてくださいね!!

いかがでしたでしょうか。

かゆみが続く方は場合によっては睡眠の質が下がり、それに伴ってまたかゆみが増し、というように負のサイクルに陥る事もあります。また前にも書いたように、ボリボリ掻いてしまうと、お肌のバリア機能が傷つきます。
かゆみやカサツキがあれば早めに受診し、適切な治療を行いましょう!!

なおかゆみが落ち着いてきたからといって、勝手に治療はやめないようご注意を!!
保湿剤だけは続ける、なんてこともありますので、そこはぜひ医師とご相談ください♩

それでは皆さん、今日も良い一日を!明日はもっと良い一日を!!
どんな方でも保湿はこまめに♩

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