苦しめられたプール熱こと、アデノウイルスを学ぶ

皆さん、こんにちは!!
長引く咳と鼻水。そして発熱目やに
久しぶりに体調不良なばんちゃんパパです。会社も休んじゃいました(^_^;)

先日、子供が同じような症状にかかっており、受診したところ、プール熱ことアデノウイルスと診断。その後、見事に家族全員が罹患しました 笑!!
素晴らしいシンクロニシティです。

私は長期間の咳によって、腹筋と胸の辺りに鈍い痛み。ばんちゃんママも長引く咳にやられて、珍しく受診しました。

こんな苦しい想いをしていますが、せっかくなのでブログネタにしてしまおうと、アデノウイルスについてお勉強。

くそぅ!!!!寄る年波には勝てないのね(T ^ T)

  • アデノウイルスとは
  • とにかく感染力がスゴイ
  • 治療法


アデノウイルスとは

アデノウイルスは5類感染症に分類される、強い感染力をもったウイルスです。近々、コロナウイルスも5類に分類されるということで、5類感染症という言葉を皆さんもお聞きになられたことがあるかと思います(2023年2月現在)。

感染症は、感染力や症状の重篤性などで、1〜5類に分類されています(全てがここに分類されるわけではない)。
1類にはエボラ出血熱、痘瘡、ペストと言った、一度は聞いたことのある横綱級がランクイン。5類には、ばんちゃんパパも大好きな鳥刺しで起こることがある、カンピロバクターがあります!!
正直、あまり気にしませんけどね♩

とにかく感染力がスゴイ

さてこのアデノウイルス、症状に関しては先ほども記載した通りですが、どのようにうつってしまうのか。

飛沫感染接触感染はもちろんのこと、プールを介してもうつるという、相当な強者なのです。アデノウイルスのプール熱という名前の由来はここから。
これって本当にすこい事!!

そもそもウイルスは、お外はあまり得意ではありません
よく細菌とウイルスの違いでこんがらがる事が(私も)ありますが、ウイルスは生物とは言い切れないのです!!

え?ってなりますよね。

細菌は、小学校でも習いますが植物がもっている細胞壁を持っています。そして我々もある細胞膜、その中にタンパク質やDNAなどの遺伝情報が入っています。
なので、適当な環境が整っていれば、自分たちで増殖できる生物なわけです。
よってお外での生活◯。

一方、ウイルスは上記のような細胞構造がなく、スパイクと呼ばれるものなどが表面にあり、その中に遺伝情報が入っています。ギザギザの変わったボールのようなイメージです。あくまでイメージ笑。
なので生物と言い切れない所があります。ウイルスが抗生物質が効きづらいと言われるのは、こういった構造からです
そして、表面のスパイクというものを使って生物の細胞の中に入っていき、その細胞の中で増植して、さらに別の細胞に、、、といった形で増殖していきます。
ですので、お外は基本的に×。

しかし、体内に入ってくるとなかなかな厄介者なのです。
そんなお外が苦手なウイルスたちですが、コロナやアデノたちは比較的外でも活動?でき、様々な方法で体内に入ってくるわけです。

治療法

抗生物質が効かないので、対症療法しかありません。高熱があったら解熱剤、激しい咳には咳止めのお薬、といった感じ。
一番はやはり規則正しい生活のもと、免疫力を常に高めて、感染しても発症しにくくすること。

どこかの誰かさんのように、夜中にカップ麺やライフ◯ード飲んだり、ブログ記事を書いたりせずに、早めに寝て体力を温存しましょう♩

ちなみに、ばんちゃんパパは気合いで参鶏湯(サムゲタン)をしこたま作り、家族みんなで体を温めました♩

美味いものは風邪ひいててもうまい(T ^ T)♩

いかがでしたでしょうか。
厄介者としてここまで書いてきたウイルスですが、最近ではウイルスを利用した様々な研究も進んでいます。

例えば、ウイルスを利用して癌を治療する、という医療。もちろん人為的にいじったウイルスにはなりますが、癌細胞だけで働くように遺伝子組み替えを行う開発研究が進められています。

さらに、人に対する物だけでなく、植物の育成へウイルスを利用するなど、幅広い分野でウイルスの研究が進められているのです。

近い将来、悪いニュースだけでなく、良いニュースとしてウイルスの話題があがってくるといいですね♩

それでは皆さん、今日も良い一日を!明日はもっと良い一日を!!
アデノウイルスには、参鶏湯♩♩♩
↑エビデンス無し

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