皆さん、こんにちは!!
今日は全米や日本でも大ヒット中の時間に関する本、限りある時間の使い方についてご紹介したいと思います。これまた色々と気付かされる本でした。効率的にこなそう!とか、時間についての概念?考え方?がガラッと変わるインパクトがあります。難しそうに見えますが、なんだかおしゃべり口調のような本なので読みやすかったです。また著者が元々、生産性オタクというのもいい所。時間に対して、どのようにいまの距離感になったのか。そしていつものように、ばんちゃんパパはちゃんと理解できたのかは謎です。それではご紹介していきたいと思います!!
- そもそも時間とは
- 宇宙から見たら、ほんの一瞬のできごと
- 気づきを与えてくれた言葉
そもそも時間とは
時間とは何でしょうか。改めて聞かれると指標とか物差しとか、無いとスケジュールたてられないとか、色々な考えがあると思います。時間はもちろん、ヒトが勝手に考え出したものです。ある意味、道具。中世のヨーロッパで初めて時計が発明されています。僧侶たちが、みんなで集合してお祈りするのにいい方法はないか考え出して生み出されたもの。それが時計でした。そしてそれが、正確な時間の概念の始まりです。つまり、それまでは時間は漠然としたもので、陽の光など自然の中で、大体の一日の流れをそれぞれが勝手に感じていました。当時の農業はそんな過ごし方だったんだそうです。
そしてこの時間があることである意味、近代社会は発展してきました。時間を効率的に使っていくことで生産、発明、取引、などなど一つでも多くこなしていくことで、いまがあるわけです。今日でも、一人ひとりが多くのタスクを日々課されています。
宇宙から見たら、ほんの一瞬のできごと
そんな私たちの貴重な時間ですが、地球の歴史から見たら自分の人生なんてほんの一瞬。それは宇宙から見たらもっとそうです。いや、宇宙から見たら地球だって一瞬でしょう笑。文字通り刹那の間を私たちは生きていますが、その儚い一瞬を慌ただしく過ごしているわけです。仕事で忙しいの大好き、という島耕作のような方もいるかもしれませんがほとんどの方は、将来のため、子供や家族のため、などやむなく忙しく過ごされているのでは。いつか落ち着く時がくると信じて。ただこの本に書いてありました。
『そんな時はきません』
ひぇー!!!!!!!
まあ、うすうす分かってましたけど、改めて言われると辛い(^_^;) 生産性、効率を上げる本を読んで、こなしていったら余裕のある時間も取れますよ、とお思いの方もいらっしゃるかもしれません。ただこの本の著者は、イギリスの大手新聞ガーディアン誌で若手ジャーナリスト賞も取られたバリバリの方。超がつく生産性オタク!!その方がある日、公園のベンチに座っていて気づきました。
『こんなん、無理に決まっとるやん』
おそらく私が思っている何十倍もの日々のタスクを抱えているであろう著者が、その多くのタスクをこなしながら思ったこと。メールを多く返信すれば、また同じだけ返ってくる。仕事で評価されれば、さらにビッグプランを任されるなどなど、結局どんどん雪だるま式にタスクが増えていくわけです。その時間は誰のため?何のためなのか?そしてそれって、宇宙から見たらどうでしょう?
大手新聞社のこの著者も、この本によって世界中の多くの方に影響を与えるでしょう。MZDAOリーダーの前澤友作さんだって既にものすごい偉業をなされてきたわけです。私も日々ちっちゃな仕事してます笑。
でもこれらは地球の歴史、そして宇宙視点でみたら、ちっぽけなものなのかもしれません。そして、歴史に名を残したい、大事を成したい、家族を幸せにしたい。それって実は、大差ないのかもしれません。結局その人生は、その人にしかできなかったオリジナルの人生ですから。
ただそのために使っている時間は、本当に必要な時間なのか。いつか余裕を持って生活するために今がんばってます、という方へ。この本に面白いエピソードが載っていました(両学長もYouTubeで紹介されてた小噺でした)。
とある国の漁師の話。日々の漁をほどほどに行い、夜には家族や友人と、食事やワインを楽しむ日々を送っています。そんな彼に、ある商人が言いました。
『一生懸命働いていい船を買い、さらに働いて今度は人を雇う。そしたら何もしなくてもお金持ちになれるよ』
そこで漁師は問います。
『お金持ちになったら何するの?』
商人は嬉々としてこう応えました。
『毎日、家族や友人と食事やワインを楽しめるさ』
はてさて。
将来の生活ためにと、いま子供や家族とにこやかに過ごす時間を削りすぎていないだろうか。いやぁ、考えさせられます。
『将来のため』『子供達のため』という理由で日々忙殺されること、ありますよね(^_^;) 私も前の会社のときは特にそうでした。外での業務が終わっても、今度は社内の仕事を家に持ち帰る。でもそれで給料は大きく変わらず、評価されて出世できても更に時間を割くハメに。大事な家族との時間は?????
いまの仕事ももちろん忙しいですが、持ち帰る仕事はほぼ皆無。ありがたや♩おかげで家族との時間に以前より集中できている気がします。そう、その今の時間に集中することはとても大事なんだそうです。家での残業がないわけですからね。ただ、朝の子供の送迎ではワタワタイライラすることがよくあります(^_^;)
以前と比べ、給料は下がりましたが、満足した生活は送ることができています。
生産性をあげて仕事をすることは悪いことではないでしょう。でもほどほどに、というような、他の大事なものは大丈夫ですか?と問われているような。
気づきを与えてくれた言葉
最後に、この本で特に気になったキーワードをお送りしたいと思います。どれも心に響いたものたちです♩
・全てをこなそう、という誘惑に打ち勝ちましょう。自分の限界を知って認めるのです。
・できないものはしょうがない、と開き直りましょう。時間を決めてそこまでにするのは、とてもいい方法です。
・自分のための時間は先に使いましょう。金持ち父さん、貧乏父さんではお金について、同じ考えがありました。自分のためのお金を先に使う、と。
・その都度、本当に大事な案件を数個ずつ着実に仕上げましょう
・宇宙の視点を持ちましょう
・その道は自分の道。自分だけの道
・目的や効率を考えない時間の過ごし方を実践しましょう。瞑想、散歩、読書はいい方法です。
・人生は4000週間
・時間とはものではなく、自分のこと。
いかがでしたでしょうか。
いやぁ、長くなりました(^_^;) ここまで読んでいただいた方、ありがとうございます!!こんな迷走ブログより、ぜひ本書を読んでみてくださいね笑。
私は記事に2日かけました。いつもなら一日でパッと仕上げてしまいますが、今回はここまでにしよう、と時間を区切ってみました。ほぼ毎日更新でいい、という言い訳ができてしまった笑。でも大事なものは他にもありますから仕方ありません。今後も自分のペースで更新していきたいと思います。
それでは皆さん、今日も良い一日を!明日はもっと良い一日を!!