皆さん、こんにちは!!
ついこの間までweb3.0という、超近代的なことを勉強していたばんちゃんパパですが、またまた興味はガラッと変わります(^_^;)
そう、人類について。
著者さんの出演されているYouTubeやら、売上ランキングやら、面白そうな本を見つけると、ついついネットでポチッとしてしまいます 笑。
でも、面白そうなんだからしょうがない。
ブログのネタにもなりますしね!!
そんなちょっとした興味から読み出した今回の本ですが、なんだか人類の大いなる歴史に触れたことで、自分のちっぽけさなどを痛感することになった本でした。
人類とは、人種とは、自分とは、、、
そんな深く考えず、やっぱり人類みな兄弟やん!!
という、いつものあっさい結論に至ってしまったばんちゃんパパですが、ある意味様々なものを受け入れる懐の深さを得ることができる本です。
ぜひご賞味あれ!!
- 人類みな兄弟、、、どころじゃない!!
- 現代のすごい解析方法
- 日本人とは!?
人類みな兄弟、、、どころじゃない!!
小学生の時にアウストラロピテクスに始まり、ネアンデルタール人、クロマニヨン人などなど、多くの古人を学び、我々ホモサピエンスの第一号はアフリカで生まれた、というように学んだことかと思います。
授業では、なんだかある日突然ホモサピエンスが出現し、各地に散らばり、あっという間に現代人になった。そんな感じだったような。
※あくまで、ばんちゃんパパ個人の記憶の中で(^_^;)
そしてそのホモサピエンスこと、我らがご先祖様。
実はこのホモサピエンスも、単体で今日に至った訳でなく、色々あったのです!!
アフリカでおそらく出てきたご先祖様は、各地で様々な人種?と交わり、そして移動し、それを繰り返したことで世界中の現代人に繋がります。
遺伝子情報を解析すると分かるようで、各地で発掘された骨などから得られた情報によると、ネアンデルタール人など他の古人たちと同じ時代を過ごし、また時に交わってきた結果が出ています。
例えばある洞窟の発掘調査では、その時々で家主?の種族が違っていた、という調査結果が。
さらに、アフリカから世界各地に広がったホモサピエンスは、時間差で同じ土地にきた別のホモサピエンスと交わったり、といったことを繰り返し、それぞれの土地で各遺伝子を変化させていきます。
とは言っても、現在の地球人のほとんどの遺伝情報はほぼ同じで、それぞれの違いはなんと数%も無い(^_^;)
なんだかこの話を聞くと、国や人種、性別といった言葉やハードルがとても小さいものの様に思え、色んなことを受け入れられるような気持ちになりました。
現代のすごい解析方法
過去行われてきた解析方法としては、骨の形態での解析。
顔であれば、顎が突き出ているので◯◯人、顔面が平らなので◯◯人、といった感じ。
ただ実際の所、骨って個人差もありますよね。今だって日本人でさえ色んな体型や顔の方たちがいらっしゃる。
そこから時は経ち、現在はゲノム解析の時代へ。これによって、ほんの少しの骨でも保存状態によっては貴重な情報が入手できるようになったようです。
例えば婚姻システム。このゲノム解析によってどれくらいの集団で過ごしていたかが分かります。遺伝子の多様性を見るのです。
またそこに書かれている古い遺伝情報を参考にすることで、どこに起源のある人種なのか、どこから移動してきたのか、といったことも予測できるそうです。
このゲノム解析によって、それぞれの人種は単一に繁栄と衰退をしていったわけでなく、相互に交流し、またその遺伝子も一部受け取って現在に至ることが分かってきました。
日本人とは!?
さて、それでは我々日本人はどのように生まれてきたのか。
ご存知の方も多いかと思いますが、我々日本人は中国など大陸側の影響を大きく受けています。
またそもそもは、アフリカから出てきたホモサピエンスが様々な経路を通り、日本列島に到達。そこから縄文人が生まれ、そこに大陸からの人間が渡ってきたことで弥生人が出てくる。
しかしこの点に関しても、北海道や沖縄では違いがあり、また本州についても西側、東側で変わってきます。
そりゃ、これだけ広い世界ですからバラツキや時間差もあって当然ですよね。
なので小さな離島なんかで調査すると、古くからの遺伝子を残されている方々もいらっしゃるんだとか。滋賀県の琵琶湖に固有の魚がいたりするのは、まさにそれなんでしょうね。
ただこういった事も遡っていくと、大陸側に起源があり、さらに遡るとアフリカ発のホモサピエンスへ辿り着く。そして今日に至るまで、様々な交わりを通していま各地の現代人に繋がっている。
何だかとても大きな川の流れを見ている様な気分になります。
いかがでしたでしょうか。
自分たちが生きているこの時代は、これまでの経緯を考えると本当にちょっとした時間。
なんだか自分がこの世に生まれてきたこと自体すごい事という気がします(^_^;)
そして、過去、未来、現在含め、完璧に独立したヒトはいない、というのもよく分かりました。
過去から繋がり、生まれ落ちて現代で周りの人たち、中には世界中の方達に影響を与える人もいる。逆に周囲や世界の方たちから影響を受けることだってあるわけです。
そして未来に繋がっていく。
ばんちゃんパパも時に落ち込む事、受け入れられない事がありますが、この本に出会った事でその器が広がったような??
自分のペースでいいので、とにかく今をほどほどに生きてみよう、と思ったばんちゃんパパなのでした♩
最後は軽〜いシメで申し訳ない。
それでは皆さん、今日も良い一日を!明日はもっと良い一日を!!