いのちの授業 R.I.P. Banchan

皆さん、こんにちは。
突然のことでしたが、我が家の愛鳥であるばんちゃんが天国へ旅立ちました。
年齢は正確には分からずですが、4〜5歳でまだまだ元気な小鳥さんでした。
家族にとってとても悲しい出来事ではありますが、ばんちゃんからは子供たちだけでなく、大人へもいのちの大切さ当たり前の尊さを最後に教えてもらいました。

つい先日のお昼、ちょうどパパの昼休みのタイミングでママから一報が。慌てて帰宅し、ばんちゃんが冷たくなっているのを確認しました。外観からおそらく、野鳥が原因であるようでした。まさかこんな事が、と思う反面、人為的な事件性ではなさそうという変な安心感を覚えた記憶があります。ばんちゃんには恐い想いをさせてしまったことでしょう。ごめんね、ばんちゃん。
幼稚園から子供たちが帰宅する前にカゴの掃除をし、ママがばんちゃんをとても丁寧に着飾ってあげていました。パパはその後職場に戻り、夕方には早めの帰宅。子供たちと晩ごはん、お風呂、片付け、寝る前の絵本を済ませ、久しぶりに4人で一緒に寝る体勢を整えました(いつもは家事などでバラバラのタイミングで寝るため)。そしてパパから、ばんちゃんが天国へ旅立った旨を子供達へ伝えました。

6歳の長男はシクシクと泣き出し、「ばんちゃん、かわいそう」と言っていました。3歳の次男は始めは事態を把握していなかったようですが、長男やママが泣いているのを見て泣き出しました。ママが次男へ「ばんちゃん、◯◯(次男の名前)の頭とか手に乗ってきて仲良くしてたもんね。悲しい?」と聞くと「うん。」と。
こちらからあえて原因などは伝えなかったのですが、長男が「なんで?なんで?」と聞いてこなかったのが驚きでした。原因を聞き出し、場合によってはすごく怒ったりするのかな、と思っていましたが、とても素直に悲しみ、本当にばんちゃんのことだけを考えてあげていました。
翌日、子供たちは幼稚園を休み、ばんちゃんに絵を描いてあげていました。次男は「生きてる新しいばんちゃん」とも言っていましたが笑。落ち込んでいるところもあると思いますが、この数日は以前より優しさが増えたように思います。当たり前の事、そこにいる事自体がとても尊い事、というのを私たち大人も含め、ばんちゃんに改めて学ばせてもらったように思います

ばんちゃん、今まで本当にありがとう。

We love you.
Rest In Peace, Banchan.

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