皆さん、こんにちは!!
今回は久しぶりに宇宙のお勉強♩
こちらは企業や宇宙の事業別で最新の話題が載っている本で、世界の、そして日本のこれからが楽しみになる本でした!!
宇宙ビジネスについては、2030年までに41億ドル(5740億円)、2040年までに1〜1.5兆ドル(140〜210兆円)と、世界的に大きな発展が見込まれる業界です。
※円換算は1ドル=140円
そのような中で実際にどのようなビジネスが進められていて、また日本ではどのような企業や取り組みがなされているのか、その代表例のようなものが今回の本に載っています。
とても勉強になりました!!
それでは、いつものように簡単にご紹介させていただきます。
- 通信衛星産業
- 宇宙ゴミ収集
- 旅行と物流
通信衛星産業
宇宙産業で当面の間、最も市場が大きいものはこの通信事業と言われています。
内訳としては、主にインフラと安全保障です。
インフラについては、測位技術がさらに向上することで自動運転に活かされたり、位置情報を集約したビックデータの利用、さらに通信ネットワークの拡張が期待されています。
個人的に楽しみなのは通信ネットワークです。山間部や海上など、どこに行っても快適になるスマホであったり、ビックデータを活用した仕事の効率アップはとてもありがたい♩
ビッグデータに関してはAIとのミックスにより、様々な予測や現状確認ができるようになるとのこと。農業や漁業をされる方にとっては、人手不足解消につながっていくといいですね!!
防災にも役立つようで、例えば土地や建物、海のほんの少しの隆起などを詳細に把握し記録していくことで、災害予測に役立つビックデータとして集積されます。これはすごい(^_^;)
安全保障においては言わずもがな。ただ我々の知っているミサイルや基地の偵察だけでなく、サイバー攻撃に対する防御の役割も担っていくとのこと。
その通信事業で重要な役割を果たすのは、もちろん人工衛星です。以前からある大型で高軌道の人工衛星だけでなく、最近は小型で低軌道にある人工衛星がかなり増えてきているようです。イーロンマスクさんのスターリングがそれですよね。
この2つをうまく組み合わせることで、今後の通信産業がさらに向上していくとの事でした。
10年も経つと、スマホでの動画はもっとサラサラ見ることができるかもしれませんね。
宇宙ゴミ収集
宇宙産業の発展に伴い、非常に問題になっているのは宇宙ゴミである、スペースデブリです。
スペースデブリ、どういうものかと言うと、古くなったり壊れてしまった衛星などの機器や部品がそれにあたります。せっかく打ち上げたものが、このゴミにぶつかっておじゃんになった、なんてシャレにならないですよね。私の想像のつかない金額がかかってるでしょうし(^_^;)
このスペースデブリ問題について、世界でも注目されているのが日本の企業アストロスケール!!
他にも国内外多くの会社が、この問題の研究や実証実験を進めています。
ではスペースデブリはどのように回収されていくのでしょうか。
まずは打ち上げる前からあらかじめ、捕獲しやすくするようにしておく方法です。回収用の衛星にドッキングしやすいよう細工をほどこし、その後に打ち上げる。
これに対して、今すでにあるデブリを除去する方法。こちらも多くの企業が研究を進めていますが、どちらにしてもデブリに近づいていかなくてはいけない。
その技術で注目されているのがアストロケールなのです!!
またデブリにならないように、衛星の整備や燃料補給を行うことで、寿命伸ばす方法もあります。
今後の宇宙ゴミ問題にとって、このドッキング技術はとても重要と言う事ですね。
なお現在でも衛星データによって、10cm以上のデブリであれば、ある程度地上で補足できるようになっています。10cm以下のデブリの補足とともに、どのように処理するかはまだこれからのようです。
アストロスケールさん、ぜひがんばってください(T ^ T)
旅行と物流
現在ではアメリカのスペースXを中心に、多くのロケットが打ち上げられるようになりました。このロケットには、大きく2つのパターンがあります。
ざっくり書いてしまうと、一瞬だけ宇宙に出るパターンと、地球の周りをぐるっと周回するパターンです。このそれぞれの方法用いて、宇宙旅行や物流に活かそうとする企業があります。
一瞬だけ宇宙に出るパターンでは、少しばかり無重力体験ができ、また他国など長距離移動の時間がものすごく短縮されます。物流で、超急配のようなビジネスが出てくるかもしれません。他国あてでも当日につく、みたいな(^_^;)
しっかり宇宙を周回するパターンについては、地球の眺めを楽しんだり、いずれは月、火星への旅行なんて言う事が実現されていくのでしょう。元ZOZOの前澤さんなんかは月への旅行を計画されてますよね。
なんだか夢のような未来です♩
なお日本では小型ロケットをメインに、いくつかの企業が研究を進めています。
ホリエモンこと堀江貴文さんのインターステラテクノロジズも、小型ロケットの研究を進めてますよね。
こちらも今後が楽しみです♩
いかがでしたでしょうか。
日本のさらなる発展に、この宇宙産業は非常に重要と言う事はいろんな本に書かれています。
スタートアップを始めとした多くの企業が宇宙事業にトライしている中で、ぜひその挑戦を温かく見守っていきたいものですね。
私が偉そうに書くことじゃないですけど(^_^;)
それでも、、、
がんばれニッポン!!
それでは皆さん、今日も良い一日を!明日はもっと良い一日を!!
ばんちゃんパパは、日本の宇宙ビジネスを今後も勝手に応援していきます。