皆さん、こんにちは!!
年に1〜2回ほどフラッと出かける、鹿児島市の世界文化遺産、関吉の疎水溝。
マイナスイオンがたっぷりのこの地を、子供達と散歩するのは、とても気持ちがいい♩
森の中の川や滝、疎水溝の流れは圧巻の一言。近隣の田園風景もとても癒される♩
小さなお子さんは目を離さずにご注意を。いや、ホントに。
落ちたら大変だからね(^_^;)
今回はこのマイナスイオンを浴びただけでなく、せっかくなので勉強してみましたので、記事として残していきたいと思います!!
いつも思うんですが、昔の方達のこの技術ったらすごいこと、すごいこと(T ^ T)
- 関吉の疎水溝
- せきよしの物産館
関吉の疎水溝
そもそもの始まりとして、疎水溝は水田用の水路として、江戸時代初期に造られました。
稲荷川という二級河川から取水されていますが、この川は今でも多くの生き物たちに出会える川。少し北にいった宮之浦町というところが、源流になります。
ちなみに、宮之浦って県内でちょこちょこ見かける名前。
種子島には宮之浦港、屋久島には九州で一番高いとされる宮之浦岳。
何かあるのかな?
調べてもよく分からず。
誰かよければ教えてください(^_^;)
話は逸れましたが、その水田用の水路が島津家21代当主にあたる、島津吉貴のころに『仙巌園』という島津家別邸まで延長されています。
錦江湾の目の前にある仙巌園は、桜島がとてもキレイに見ることができる場所です!!
鹿児島観光地の大定番!!
さらにさらに、明君として名高い島津斉彬の江戸時代末期に、その仙巌園すぐ横に近代工場群である『集成館』を建設。
その動力として水車を利用するため、疎水をさらに改修しました。
その動力とするためにすごいのが、高低差を活かした水車への水の供給。
疎水溝に関するパンフレットをいただいたので見てみると、水車までものすごい落差を使って水を流しているようです。
大きな落差を利用するわけですが、疎水溝のある取水口から仙巌園近くの落差が始まる『落とし』という場所まで、全長約6km。
そしてこの間の高低差は、なんと8m!!
つまり水路を1m伸ばすにあたり、平均で約0.0013m。
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1.3cmしか下げないってことじゃないですか!!!
6kmという行程を、落としまで少しずつ少しずつ低くしていき、落としから一気に落差を作って水を流すことで、集成館の水車動力として利用する。
この土木技術、凄すぎます(^_^;)
この疎水溝は2015年に、明治日本の産業革命遺産 製鉄・鉄鋼 造船 石炭産業 の一つとして世界文化遺産に登録されています。
マイナスイオンたっぷりの疎水溝へ、仙巌園とともにぜひ巡ってみてください!!
本当に気持ちのいいところです♩
せきよしの物産館
こんな写真しか撮れてませんでしたが、すぐ近くにはせきよしの物産館なるものが。
地元の採れたて野菜や果物、また美味しい加工品がたくさん並んでいます!!
よく野菜など買いに来ますが、今回は物凄く目を引かれたこちらを購入♩
すでに子供達に開けられた痕跡があります 笑。キャラメル芋という飯テロ的なネーミングの焼き芋♩
そりゃ、子供も群がるわけですわ。
味もキャラメルのようにねっとりしていて濃厚な甘さのキャラメル芋。これは美味い♩
さすが鹿児島のお芋です!!
季節によって旬なものが販売されてますので、疎水溝に行かれた際は、ぜひ寄られてみては。
鹿児島に古くからあるふくれ菓子や両棒餅など、昔から親しまれている郷土菓子もありますよ!!
いかがでしたでしょうか。
鹿児島市内には気軽に行ける世界遺産もあって、素晴らしいですね(T ^ T)
またマイナスイオンを浴びに疎水溝に出かけたいと思います。
ちなみにばんちゃんパパとしては、水の流れもいいのですが、その両脇にそびえ立つ崖も迫力があって大好きです!!
これがタモリさんの言ってる、鹿児島の溶結凝灰岩なのかしら。
もっともっと楽しく勉強して、鹿児島ライフをより楽しめるようにしていきたいと思います♩
それでは皆さん、今日も良い一日を!明日はもっと良い一日を!!