【 本 】地政学

皆さん、こんにちは!!
先日読んだ、13歳からの地政学が中田敦彦のYouTube大学で紹介されてましたね。地政学って面白い♩そして今回読んだ本もこちら。地政学。まんまです笑
13歳からの地政学に比べると、やや難易度はあがったものの、イラストつきで、しかも、要所ごとに1Pに簡潔にまとめてくださっているので分かりやすい!!ちなみに帯にもあるように、以前中田のあっちゃんにも紹介されました。それでは簡単にご紹介します。ただ私のまとめより、あっちゃんの動画まとめの方が分かりやすいかと笑

  • シーパワーとランドパワー
  • 争いが起こるエリアの特徴
  • これからどうなる?ロシア、中国

シーパワーとランドパワー

地政学を知る上で重要な概念があります。それは、シーパワーとランドパワーの存在。まずシーパワーですが、島国や海に多く接する勢力のことです。日本やイギリス、アメリカもシーパワーになります。比較的、自国を守りやすい国々ですね。対してランドパワーはその逆。ロシアや中国、ヨーロッパや中東の諸国はこれにあたります。北朝鮮もそうですね。こちらの国々は歴史的にも他国の影響を受けやすいエリアでした。ちなみに、日本も大昔はランドパワー。戦国時代や江戸時代など、藩がたくさん存在した時代を思い返していただけたらお分かりいただけるかと思います。

争いが起こるエリアの特徴

国同士の争いが起こりやすいエリア。そこは先程のシーパワーとランドパワーが接するエリアであると言われています。現在でも衝突が起きている主なエリアとして、アジア、中東、ヨーロッパがあげられます。そしてここで絡んでくるのが、シーパワーのアメリカとランドパワーである中国、ロシア。アジアでは日本も含めて、日本海や南シナ海での衝突が毎日のようにニュースになっています。中国は海での力をさらに強めたく、強引に影響力を拡大しようとしますが、そこにアメリカを中心に日本や韓国、インド、オーストラリアといった国々と連携して対抗しようとする。ヨーロッパでもロシアが影響力を広めたい、あるいはシーパワーとの緩衝エリアが欲しい、といった目的で旧ソ連のエリアへ手を出しています。中東に関してはこれまでも、アメリカと旧ソ連の対立。また第一次世界大戦前後の旧覇権国であったイギリス、フランス、ソ連の影響から現在に至っており、争いが絶えないエリアとなっています。影響力を広げたいランドパワー側と、それを抑え込みたいシーパワーの衝突で、この三大エリアは諍いが絶えないのだそうです。

これからどうなる?ロシア、中国

覇権を広げ、海側にも影響力を持ちたいランドパワー側。しかしランドパワーとシーパワーは両立できないそうです。歴史的に見てもそう。かつて大英帝国として名を馳せたイギリスや、日本も様々な大陸側に侵攻して植民地化し、そして衰退していきました。今この両立を目論んでいるのがロシアと、そして中国。元々ランドパワーの国ですが、特に中国は現在、世界各地の港にあの手この手で影響力を強めています。地政学から見ると成功はないと考えられているようですが、果たしてどうなるのでしょう。10年後、20年後、30年後の世界はどうなっているのか。中国の天下なのか、アメリカなのか。いやいや、インドやアフリカが台頭してくるのか。ぜひ地政学の観点からも日本、中国、そして世界を見ていきたいものです!!

いかがでしたでしょうか。
とても面白かったんですが、先に13歳からの地政学を読んでて良かったかも(^_^;) そして、中東の成り立ちは一回じゃ覚えきれませんでした笑。
ただ今回読んで分かったのが、なぜロシアがウクライナに侵攻したか。大きな理由として、クリミアという良港を押さえたかった。そして、NATO(アメリカ)との緩衝地帯が欲しかったから、なんですね。ロシアは環境が厳しいエリアが多いので、クリミアという凍らない港は喉から手が出るほど欲しかったのでしょう。いやぁ、勉強になった。
皆さんも機会があればぜひ、読んでみてください!

それでは皆さん、今日も良い一日を!明日はもっと良い一日を!!

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