【本】13歳からの地政学

皆さん、こんにちは!!
突然ですが、我が家には地球儀があります。社会人になってニューズウィークにハマり出した時期に、隣の国同士って色々問題が多いな、と思い地球儀を眺めたくなりました。そして当時の彼女(現:ばんちゃんママ)に誕生日プレゼントで買ってもらった大切なお品物♩今回、この本を見ながら改めて思ったのは、様々な視点がある、ということ。当たり前やん、って感じの感想です笑。ただ地球儀だけで見ても、日本を中心に地球儀を見た時と、アメリカを中心に見た地球儀では全く別物のよう。それだけでも考え方の違いは出てきそうですね。今回の本はそういった様々な視点、考え方、またそこから生まれた過去の歴史などを簡単に紐解いてくれる本です。最後は心から感動!!とても素敵な本に出会うことができました。この本はまたいつか読み直そう。

  • 地政学とは
  • カイゾクさん♩
  • 大国病

地政学とは

地政学とは「地理学+政治学」といったもの。国の地理的な観点とともに政治、経済、軍事などを考える学問です。地図なんか見てて何が分かるの?と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、納得する部分が多々あります。そこは暑い国か、寒い国か。周りは陸続きか、海に囲まれているか。その国はどんな形をしているのか。いま並べた事柄だけでも地理を見ていくことで思う事があり、また過去の歴史を併せて考えた時に納得するものがある。その歴史から学ぶことで、未来をさらに発展させることができる。地政学はそう言った学問なんだと思います。そのためには自分から、日本から、の視点だけでなく様々な見方・捉え方を意識する必要がある、ということを今回の本を通して学ばせていただきました。

カイゾクさん♩

この本はタイトルの通り、13歳の青年とその妹が、あるアンティークショップの怪しい店長:あだ名はカイゾクに出会うことから始まります。カイゾクの正体については折角なので本を読んでいただければと思うのですが、このカイゾクがまた人として素晴らしすぎる。10回くらい人間やったんでしょうね。とにかく、こんな方に実際に教えをいただけるような素敵なことがあるといいな、と思うくらいの人格者です。そしてカイゾクの教えに対する13歳の青年、その妹の疑問や感じることがちょうど自分が考えることと重なる。著者さんはその辺りをうまく考えられて作られたんでしょうね。すごいです。様々な視点から物事を捉えるよう導いてくれる、このカイゾクの教本。ぜひ多くの方に目を通していただきたいものです。私の稚拙なブログでは素晴らしさを伝えきれない(^_^;)

大国病

様々な視点を持つこと、そこからどのように考えることが大事か、と言ったものを教えてくれる本ですが、特に印象に残ったのは大国病。国の規模が大きくなり過ぎると小さな国のことは考えなくなる。国はもしかすると意図的にやっている所もあるかもしれませんが、そこには我々国民も知らず知らずのうちに手を貸していることが。そこに異を唱える活動がフェアトレードです。貴金属やチョコレートの原料であるカカオなど、最近はフェアトレードの話題をニュースやSNS記事などで見ることがありますよね。メーカーは積極的にブランドのタグなんかに表示していますし。このフェアトレードが発展途上国のさらなる飛躍、そして世界全体の成長につながればいいですね。そして世界から見ると色々あるとはいえ、まだまだ大国である日本。様々な視点で考えると共に、意外とこの大国病を克服することが、これからの日本のさらなる発展を秘めているんじゃないかなぁ、と感じさせられるばんちゃんパパでした。

いかがでしたでしょうか。なんなら本当に13歳でこの本に出会いたかったです笑。本当に良書でした。場所が場所なら読み切った時にパパ泣いちゃったかも( ; ; )
それだけ、大人でも気兼ねなく地政学を学ばせてくれる優しいストーリー仕立ての本です。カイゾクさん、僕もぜひレクチャーしてください!!

それでは皆さん、今日も良い1日を!明日はもっと良い1日を!!

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