進撃の円安 part Ⅱ【初心者向け】

皆さん、こんにちは!!
今日は昨日に引き続き経済に関する記事を書いていきたいと思います。円安、円高の概念や仕組みについて書かせていただきました。その中で、なぜアメリカは金利を上げる経済政策を取り、日本は金利を上げないのか、その違いについて記載していきます。これをスラスラ言える人って、大人なの男って感じよね(^_^;)

そもそも金利って?

昨日から金利、金利と書いていますが、そもそも金利とは?
その名の通り、利益です。何の利益かと言いますと、銀行にお金を預けている時の利息のこと。その中でもニュースでよく取り上げられている金利というのは政策金利です。政策金利とはその国の中央銀行が定める金利のこと。中央銀行というのは、その国の銀行のための銀行です。銀行のTop of the top!!!! 銀行のための銀行なので、中央銀行は銀行からお金を預かります。この時の預かったお金に対する利息が政策金利になるわけですね。なので、政策金利が上がるとどうなるか・・・。
そうです。銀行は中央銀行へお金を預けたがります。何もしなくても預けたお金に対して利息がつくわけですから。そうすると市場に出回るお金が減る、企業などは投資活動を行わなくなる、経済が停滞する、という流れになります。もちろん、この様にすんなりいかない所がリアルな経済のようですが(^_^;)

アメリカが政策金利を上げる理由

なぜアメリカは政策金利を上げているのでしょうか。それはインフレを抑制するため。
インフレ=インフレーションとは価値が上がること。ニュースで見かけるインフレは物の価値、物価が上がっていることを指しています。今まで100円で買えていたものが、150円払わないと買えなくなる。これがインフレです。こんなことになりますと、一般市民の生活が苦しくなり、鬱憤が溜まります。国としては対策を打っていかないといけなくなるわけです。では何をするか。それが政策金利を上げて経済をわざと停滞させる。それに伴って物価を落ち着かせていこうと考えています。ただ先程も書いた様に、リアルな経済活動の中ではスムーズにいくわけもなく、簡単なことではなさそうです(^_^;)

日本が金利を上げない理由

アメリカの金利を上げる経済政策に合わせて、各国の中央銀行も金利を上げています。金利差が開いちゃうと、その国の貨幣に対して、ドルの価値が高くなっちゃいますもんね。そんな中、先進国の中でも唯一日本は金利を上げていない。それはなぜなのか。それは日本が金利を上げることに対して経済が追いついていない、と日銀総裁の黒田さんはおっしゃっています(他の国は大丈夫なの?というのは私にはわかりません笑)。物価目標2%という言葉を聞かれたことがあるかと思います。少しずつ物価が上がっていくのっていいよね。物価が少しずつ上がって企業が少しずつ儲かって、みんなの給料が上がっていくといいよね♩って感じです。もちろん、急激に物価が上がるのは先ほどのインフレにつながってしまいますけどね。ただ日本では、この少しずつ物価を上げていこう、ということが長い間難しかった。どこに行ってもワンコインで美味しいご飯が食べられるのはいい例ですよね。こういった日常生活の物価に関する点だけでなく、ガソリンや電気代などのエネルギー問題(特にロシア・ウクライナ問題で不安定)、とても低い金利の住宅ローン金利など、目を避けたい様な問題がチラホラ。チラホラでもない笑。このような点から、日本の中央銀行である日本銀行は金利を上げないのではないか、と言われています。

いかがでしたでしょうか。
経済の勉強って難しいですけど、色々とつながってくると経済ニュースがとても楽しく思えてきます。まだまだ勉強不足ですけどね(^_^;)でも、そことそこが繋がるんかい!!的なことがあり、とても面白い。またこういった事をしっかり学んでおくことで、自分や家族のことを守れるような気も?これからも色々と学んで、勝手にアウトプットさせていただきたいと思いますm(_ _)m

それでは皆さん、今日も良い1日を!明日ももっと良い1日を!!

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